筋肉の材料「タンパク質」を補うのに役立つプロテイン

筋肉の材料「タンパク質」を補うのに役立つプロテイン

体の大部分を構成している筋肉を作るためには、その材料となるタンパク質が必要不可欠です。ですが、日頃の食事だけでは、十分なタンパク質を摂取できていないかもしれません。

不足しがちなタンパク質を補うには、プロテインがとても役に立ちます。では、プロテインはどのようなもので、どう使えば良いのでしょうか。基本的なプロテインの知識について解説していきます。

筋肉を作るためにはタンパク質が欠かせない

タンパク質と筋肉の関係

タンパク質は筋肉とかなり密接な関係にあります。なぜならば、筋肉はタンパク質によってできているからです。そのため、筋肉を作るためには、必ずタンパク質を摂取する必要があります。

体にタンパク質が取り入れられると、一度、アミノ酸という成分にまで分解されます。そしてそのアミノ酸が再び合成されてタンパク質となり、筋肉を構成していきます。

筋肉はタンパク質以外の栄養素では、その維持や肥大をさせることはできません。それだけ強い関係性で結ばれています。

筋肉を維持・強化させるためには多くのタンパク質が必要

体の多くは筋肉によって作られていることから、その筋肉を維持したり、トレーニングによって強化したりするには、それだけ多くのタンパク質が必要になります。

私たちは食生活の中で、肉や魚、卵などのタンパク源を体の中に取り入れていますが、それらだけではタンパク質量が足りないこともあります。タンパク質が足りていないと、筋肉が増えない・減少するということにもなってしまいます。

現在の筋肉を保持維持したい、または筋トレなどによって強くしたいのであれば、自分に必要なだけのタンパク質摂取を確保ることが重要なポイントとなります。

タンパク質の不足はプロテインで補おう

プロテインとはどんなもの?

タンパク質の摂取を補うものとして、プロテインが有名です。しかし、そのプロテインどはどのようなものなのでしょうか。

プロテインは、タンパク質が抽出された栄養補助食品(サプリメント)のことを指します。プロテインの原料になっているものは、牛乳や大豆、卵などが挙げられます。これらの原料から、それぞれ特徴のあるタンパク質がプロテインとして精製されます。

その種類としては、牛乳からつくられるホエイプロテインやカゼインプロテイン、大豆からはソイプロテイン、卵の白身から作られたエッグプロテインなど、プロテインの中にも沢山の種類があります。

効率の良いタンパク質摂取ができる

筋肉にはタンパク質が必要ですが、何でもいいのでタンパク質を取り入れればすぐに筋肉になるというわけではありません。これは、タンパク質の吸収効率などの問題があるからです。

その点で、プロテインはタンパク質を精製していることや、吸収しやすい栄養素とミックスした製品も多いことから、吸収率という点で他の食品と比べて群を抜いています。そのため、効率の良いタンパク質の摂取をしたいという場合、プロテインは役立つ存在となってくれます。

ただし、食品からのタンパク質摂取も必要です。そのため、食品を中心にしつつプロテインを補助的に使うことで、筋肉の維持・強化を安定して行うことが可能となります。

上手に筋肉をつけるためのプロテインの飲み方

効果が一番でやすい時間帯を狙って飲む

プロテインは単純に飲むだけでもタンパク質の補給はできますが、タンパク質吸収の効率がよくなる上手な飲み方があります。

その飲み方として、効果が一番出やすい時間帯を狙って飲むという点が挙げられます。筋トレをしている人であれば、運動が終わってすぐから45分くらまでがベストなプロテイン摂取の時間帯です。

次に、運動をしていない人であっても、就寝前に飲むことで筋肉の保持や成長に効果を発揮してくれます。これは就寝時に成長ホルモンが多く出るため、タンパク質が有効に使われるからです。

さらに、体が栄養を欲している朝も、プロテインを飲む良い時間帯です。

自分に合った摂取の方法を見つける

筋肉にタンパク質を安定して供給するためには、プロテインを単発的に飲むのではなく、継続して飲むことが重要です。そのため、継続して飲めるように、自分に合ったプロテインの飲み方を見つけましょう。

プロテインを美味しく飲みたい場合は、味付きの製品やまろやかな味わいにするために牛乳に溶いて飲むなどの方法があります。

また、飲むという方法だけではなく、パンケーキやお好み焼きなどの中にプロテインを混ぜて食べるのも良い方法でしょう。自分なりのアイデアで、継続できる摂取の方法を見つけてください。

まとめ

私たちの体にとって筋肉は欠かせないものであり、その筋肉を作るタンパク質も絶対的に必要な栄養素です。

そのタンパク質を多く含むプロテインを上手に使い、効率の良い筋肉の維持や強化を行っていきましょう。

 

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